実績馬が走る!

天皇賞・秋→ジャパンCに続く古馬の中長距離路線の最終戦として、例年、「消耗度」がポイントとなってくることも多い有馬記念。
過去10年でみるとどういった臨戦過程の馬がよく好走しているのでしょうか?
まずは前走クラスですが、「前走が芝GⅠ」の馬が圧倒的に優勢です。
さらに、勝ち馬に関して言えば、前走は同年の天皇賞・秋・ジャパンC、菊花賞の3つに限定されます。
舞台はいずれも、東京か京都外回り。
要するに直線が長くて上がりが速い→直線が短くて上がりが遅い、というコース替わりで取り捨てをどう考えるかがポイントとなってきます。
コース替わりで前走のどこに目をむけるかは、着順、上がりなど様々ですが、有馬記念で注目したいのは、前走4コーナーでの位置取り。
過去10年で前走が天皇賞・秋・ジャパンC、菊花賞のいずれかだった馬のうち、前走で4角5番手以内だった馬が(1・1・2・31)に対して、前走が4角6番手だった馬の方は(9・4・5・32)と、あきらかに好成績でした。
前走では先行していた馬よりも、さす競馬をしていた馬の方が優勢。
直線が長い→直線が短いというコース替わりだけに一見不思議に思う人もいることでしょう。
これは前走がレベルの高いG1という点が影響しているように思われます。
直線の長いコースで高レベルのメンバー相手に先行した場合と、差す競馬をした場合で、どちらが消耗度は大きいか。
おそらく前者ではないのでしょうか?